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英語の前に国語

大学受験英語で大切なことは(数学の証明問題などもそうなのだが)

  「自分の答えを採点者に正しく伝えることが出来ること」

である。

特に英文和訳問題で、
「英文を読んで文章の意味が分かった」
ということと
「英文を読み手に理解できる日本語の文章にする」
ということは微妙に違う。

例えばこういうことだ。
  I was surprised to hear she didn't know that he was arrested.

という英文の訳文として

  「私は彼女が彼が逮捕されたことを知らないことを聞いて驚いた」

  「彼が逮捕されたことを彼女は知らない、と聞いて私は驚いた」

どちらがいいだろうか?

上の訳文では、知らなかったのは誰か、驚いたのは誰か、
分かりにくくないだろうか?

訳文を自然な文章にするために
「私−驚いた」「彼女−知らない」
という主語−述語関係を近くに配置することによって
文章を読みやすくするといった、
「日本語に対する気配り」
が、得点力を高めるために不可欠になってくる。
読みにくい文章は誤解される恐れがあるからだ

(上の例はあくまで「例」ですよ!上のようにすることで
必ずしも読みやすい日本語になる訳ではないので誤解なきよう)

ためしに英語の苦手な友達が(辞書を使って)日本語に訳した文章を読んでみよう。
単語は正しいし、意味は間違っては無いけど、何か変、読みにくいということはないだろうか?

自分の訳文が読みやすいかどうか、自分では分かりにくい。
先生、友達、通信添削、模試などを活用して
自分の文章を客観的に判断してもらうことをすすめる。
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