志望大学の研究は大丈夫?ナマの声がわかる
大学徹底研究&資料請求ページ→都道府県別学部別職業別


大学過去問・センター模試・入試詳細と偏差値チェックが全てできる
大学受験を有利にするサイト!<受験サプリ>で偏差値から学校検索

夏期講習・季節講習は出稽古

私は高校生のとき剣道部だったが、
剣道には「出稽古」というものがある。
いつもの稽古相手ではなく、他の道場・学校に出向いて
いつもと違う相手と稽古する制度だ。

いつもと違う相手と稽古することによって、
新しい刺激を受けることができるし
新しい発見・稽古のマンネリ化を防ぐことが出来る。

夏休みになれば、どこの予備校・塾も夏期講習を行う。
いつもの勉強のスケジュールを離れて、
短期集中的にあるテーマを勉強するわけだが、
大学受験勉強においても剣道の出稽古を同じ効果が期待できる、というのが
私の浪人時代の経験だ。
予備校生なら、自分の通っている予備校で
「夏期講習はこれとこれを受けなさい」
などと勧められるが、
実は、私は季節講習は違う予備校に通っていた。

同じ講師の授業だけをずっと受けていると、
どうしてもその講師の受験テクニック(あえて「受験テクニック」というが)
のみを吸収することとなる。
それが自分にマッチする場合はそれでいいかも知れない。

しかし、ひょっとしたら他の講師の受験テクニック・考え方を身に付ければ
さらに自分の受験テクニック・考え方が広がるかもしれない。
「出稽古」をすることによって、いつもと違う新鮮な刺激・考え方を知ることになる。

予備校や講師の評判に振り回されるのはよくないが、
(結局は実力を上げるのは自分自身だから)
時には(特に夏休み)新鮮な刺激を受けることによって、
自分のレベルが一段アップした、と受験生時代を振り返って思う。
ブックマークに追加する
前の記事:大学を偏差値で決めない選び方
次の記事:漫画が書ければ化学ができる