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漫画が書ければ化学ができる

化学反応式を全て暗記した。
主要な公式も全て覚えた。

でもどうして問題が解けないんだ??

それは
目に見えない化学反応を目に見えるようにイメージする力が足りないからです。

例えば
「200gの空気と10gの水素をピストンのついた密閉容器の中に入れ、容器内に火花を散らして水素を完全に反応させる。
その後ピストンが自由に動く状態で容器内の温度を500Kに保った。
このときの容器内の圧力、体積はいくらか。
また容器内の酸素の分圧はいくらか」
「その後ピストンを動かし、温度を300Kに保ち体積が5リットルになるようにした。
このときの容器内の圧力はいくらか。
なお、300Kでの水の飽和水蒸気圧は・・・」

という問題があったときに、
どのような手順でこの実験が進んでいるか、
そして容器の中の各気体分子がどのように動いていくか、
まるで分子が目に見えるものであるかのように
時間を追ってイメージできているだろうか?
問題を解くためには、このイメージ力が必須である。

逆にいえば
目に見えない分子の動きさえ時間を追って正確にイメージさえ出来れば
(特に理論化学は)どんな難問も解くことが出来る!!


具体的には
分子の動きを時系列に図に書いていく。
つまり、試験管・容器の中の状態の絵を
漫画として描くということである。

試験管を大きな四角で描いて、その中に
酸素は○、窒素は△、水蒸気は×
酸素1molで1つの○、という風に
数量関係を正確に、化学反応の進行状況を漫画にするのである。

それができるかどうか。
「イメージする力」とはそういうことである。

そして、
この力は訓練(=勉強)次第で出来るようになる!!

追記

1 記事中の問題は適当な数字なので真剣に解かないように。
2 これまで塾・予備校講師の経験から、化学のイメージ力を高めることを中心としたレポートを作成予定です。完成時期は未定ですが、気長に待っていてください。
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