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IQサプリ・サルヂエ・数学

数学を教える身にとって、実は図形問題は非常に教えるのが難しい単元だ。
他の単元なら、
「この問題で、結論として導きたいことはこういうことなんだ。
 だから、最初の数式を、こういう形になるよう変形して行くのが正解。
 但し、注意しなければならないポイントはここで、
 このことを言っておかないと、結論と矛盾してしまう」
というように、
はっきりとした問題の方針を立てることができる場合が多い。

ところが図形問題の場合、
「ここに補助線を引けばよい」
ということはできるが、
「どうすればここに補助線を引けばよいことに気づけるのか?」
ということを説明することは難しい(私だけ?)

そして結局、
「数をこなして図形問題を解く方針を気づく感覚を身に着けよう」
ということになる。

これはこれで正攻法だと思う。
図形問題だけでなく、数学全体、また受験科目全体に言えることだと思う。


数学は、無から答えをひらめく「数学的センス」が必要なのではない。
「数稽古」をこなすことであらゆる解法パターンを吸収し、
問題を目にしたときにそのパターンのどれを使えば解くことができるか、
それに気づくことこそが必要なのだ。
そして、
 それは勉強次第で誰でも可能なのだ!!

実際、私も現役生時代、京大入試数学で1問も解けなかった。
数学はもともと苦手科目、
つまり数学的センスというものは全くない人間である。
しかし、浪人してあらゆる解法パターンを「数稽古」で吸収したため、
問題を見て、「こういう方針でやれば解ける」という感覚が身についたためか、
1年後の入試数学では6問中4問と半分解くことができた。

ここで思い出したのが「IQサプリ」と「サルヂエ」。
これはいわゆる「頭のやわらかさ」が必要とされるクイズ番組だ。
しかし、毎週見ていると、だんだん問題ができるようになってきた。
実は、ほとんどの問題が「パターン化」されている
ある法則に従って2つのグループに分ける問題なんかその典型だ。

はっきり言って「頭のやわらかさ」なんか関係ない。
要は数をこなして「パターン」を吸収することだ。

数学も同じだ。
「数学的センス」「頭の柔らかさ」なんて関係ない。
「自分には数学のセンスがない」とあきらめずに
数多くの問題を吸収していこう!
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